こんにちは。

病児保育事業部マネージャーの三枝です。

この1年、フローレンスの病児保育も新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けてきました。

病気ではないお子さんの保育(健康児保育)、休園休校となったお子さんの保育は、今年2021年度も引き続き実施しています(※)。
今日はこの1年に起きた変化を中心にお知らせします。

(※)必ず予約時の会員専用サイト画面に表示される最新のお預かり基準をご確認ください。お子さん、ご家族の状況によっては保育をご利用いただけないケースがあります。尚、感染症の拡大状況により健康なお子さんのお預かりを停止する場合がございます。

1)在宅勤務でのご利用が増えました

 新型コロナウイルス感染症の流行で大きく変化したことの1つです。

 同時にこの1年、利用中の会員、これから入会をご検討の親御さんからも「在宅勤務での保育利用は可能か?」の問い合わせを頻繁に頂戴します。

 在宅勤務中に保育を利用、可能です。

 お仕事に専念いただくため、可能な限り、保育を行うお部屋とは別室でのお仕事をお願いしています。

 保育園に通っているお子さんの場合、保育園の生活リズムにあわせた保育を行うことを心がけています。ご要望等ありましたら、朝の引き継ぎの際に保育スタッフ(こどもレスキュー隊員)にお伝えください。ご要望に応じて、1日の保育を組み立ててまいります。

よくある質問でもご紹介しています。

2)流行しなかった「手足口病」「インフルエンザ」

 従来であれば季節的に流行していた感染症、例えば、夏の「手足口病」、冬の「インフルエンザ」による病児保育ご利用は、限定的でした。

東京都感染症情報センターによる定点医療機関(小児科、インフルエンザの場合は小児科+内科)からの患者報告数情報(2021年第18週現在)をみると、当該感染症の感染者は少なかったことがわかります。

<手足口病> 昨年2020年の流行は青、今年2021年の流行は赤の折れ線

<インフルエンザ> 最新2020-2021年シーズンの流行は赤の折れ線

3)(園からの要請を含め)登園自粛による保育利用が増えました

代表的な季節性感染症が流行しなかった代わりに、登園自粛によりフローレンスの保育を利用するパターンが明らかに増えました

1つは37.5℃までの発熱はないが、鼻水、咳など、コロナ前であれば通常登園していたパターン。

お子さんのいつもとは違う様子に大事をとって園をお休みし、病児保育を利用する親御さんが増えました。

もう1つは、ご家庭内で病児保育を利用するお子さんと、健康なきょうだい児のお子さんの保育が同時に発生するパターン

きょうだいで同じ保育園・幼稚園に通っていると、うち1人のお子さんが登園できない場合、きょうだい児のお子さんについて親御さんが園から登園自粛を要請されることが、今も発生しています。

これもコロナが始まってから、新たに生まれた動きです。

昨年3月の小学校・中学校一斉休校にあわせ急遽開始した病気ではないお子さんの保育(健康児保育)。

今年度も継続を決定した背景には、休園休校発生時の利用に加え、年間を通して登園自粛による利用が発生していたことがあります。

その他のご利用例は、こちらからご確認ください。

コロナ禍でも変わらないこと

手足口病、インフルエンザといった症状での病児保育ご利用が少なかった一方、「上気道炎(いわゆる風邪)」、「胃腸炎」、0歳、1歳で感染することの多い「突発性発疹」といった症状での病児保育ご利用は、大きく変わりませんでした

従来からの感染症予防策(手洗い、うがい)のほか、この1年でマスクの利用、手の消毒が日常となっても、こうした感染症は一定数発生しています。

フローレンスの病児保育憲章で「子どもの病気は丈夫な体を創るために必要な発達プロセスです。 だから誰も悪くありません。」とうたっているのは、子どもは病気の原因となる細菌やウイルスに感染するごとに、自分の身体を守るための免疫を一つずつ獲得していくからです。

子どもが必要な免疫を獲得する大切なタイミングに、フローレンスの病児保育は寄り添うことができます。

この春、フローレンスでは新型コロナウイルスへの対応と同時に、利用月齢の引き下げ(生後4ヶ月からご利用可能です)埼玉県・千葉県での利用エリア拡大を実現しました。

2021年度も新型コロナウイルス感染症の感染予防、流行の状況に応じた保育体制を引き続き強化してまいります。

どうぞ、これからも安心してフローレンスの病児保育、健康児保育をご利用ください。

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