働く親御さんの子育てを支える居宅訪問型の病児保育サービス。
2020年3月下旬の緊急事態宣言より、全国の小学校が休校となり、保育園も登園を自粛する呼びかけもあったことから、
フローレンスは、病児保育だけではなく「健康なお子さんお預かり」も実施しています。(2021年4月以降も継続しています)
※感染症の拡大状況により健康なお子さんのお預かりを停止する場合がございます。
病児保育とは異なる保育に試行錯誤を重ね、利用された親御さんからのニーズや、
健康なお子さんは外で遊ぶことが豊かな発達につながるという考えのもと、外遊びの実施を始めました。
「健康なお子さんの外遊び」をどのような研修を経て実施に至ったかは「前編の記事」を一読ください!
今回は、この外遊びプロジェクトに参加をした3名の保育スタッフ(こどもレスキュー隊員)の菊地・岩間・杉本にインタビューを行いました。
安心安全な保育を野外でも提供するためには、何が必要なのか、試行錯誤してきた道のりを振り返りました。

ーー まず、どのようなメンバーで外遊びプロジェクトを行ったのですか?
菊地:現場の保育スタッフであるこどもレスキュー隊員(以下「隊員」)が3名と保育リーダーが2名、事務局スタッフが2名です。
杉本:こどもレスキュー隊員は公募でしたので、我々3名はプロジェクトに応募して参加しました。
ーー 皆さんは、なぜ外遊びプロジェクトに参加されようと思ったのですか?
杉本:病児保育の研修しか受けてきていない中で、外遊びをすることに不安がありましたが、健康児保育で伺ったお宅で「外って行ってもらえないですよね」と言われたこともあり、ニーズを肌で感じていました。
外遊びプロジェクトの公募を知り、フローレンスの取り組みに隊員として関われるのなら、という想いでプロジェクトに参加しようと思いました。
岩間:私も外遊びに対して不安がありましたが、プロジェクトとして自分が関わることでその不安が解消するのでは?と思って参加しました。
菊地:3月に健康児のお預かりが始まったときはびっくりしましたが、新しい形を作っていく、というところが自分が大好きなフローレンスらしい取り組みだと思い、だんだん使命感に駆られて参加しました。

ーー 皆さんが外遊びプロジェクトで行ったことは?
岩間:研修コンテンツの作成にも携わりました。
また、隊員の目線で意見を出したり、他の隊員の意見を聞いて情報を集めたりました。

ーー 特に印象に残っていることはありますか?
菊地:隊員向け資料作りです。
岩間:3人で討論したり、コンテンツの内容を詰めたり、意見を出し合ったり。
菊地:作業の時間の配分も苦労しました。締め切りが迫ってくるにつれて、あせりでますます進まなかったり…。研修コンテンツの制作は初めての経験だったので。
岩間:研修コンテンツをどう収束させるかを考えるのが大変でした。締め切りもありましたので。
杉本:意見を惜しみなく出せる環境で、遠慮せずに考えを出して、どうしていこうか考えられる関係性でした。3人が同じ方向を見ていたからこそです。
岩間:また隊員以外ともフラットに話せたことも大きいです。普段研修を行っている事務局のメンバーとも立場の違いを感じさせずに話し合えました。

ーー外遊びを行うことでこどもに対して良い影響はありますか?
菊地:私は実際に小学2年生のお子さんと外遊びに行きました。サッカーの好きなお子さんだったので、マンション下の庭でサッカーをしました。外での活動は体力勝負なので、自分の体も整えて鍛えて臨んでいます!
「遊んであげている」ではなくて「いっしょに楽しむ」というスタンスが、お子さんと保育者の関係性の構築に良い影響を与えると考えます。
岩間:前職の保育園での経験から、外遊びをすることで生活リズムが整う効果を感じています。
体力を使う、太陽光に当たることで食欲、睡眠、午後の活動にもつながっていきます。
ーー皆さんは子どもたちと外でどんな遊びがしたいですか?
岩間:自分自身が砂場で遊ぶのが好きなので、砂場でたっぷり遊びたいです!
砂場でなくても集中して何かを作り上げたときの「楽しかった!」「出来た!」という経験が出来るような活動ができたらと思います。
杉本:公園での遊具遊びにとらわれず、のんびりお散歩で季節を感じたり自然に触れたり…という活動もやりたいです。
菊地:季節ごとの自然、生き物、景色、自然の事象。外ならではの季節を感じる活動が出来たら嬉しいですね!電車などの乗り物の好きなお子さんであれば道路脇や線路脇で好きなだけ見たりとかでも十分楽しめますよね。どこかでで遊ぶ、ということだけでなく「お散歩」「隊員におまかせ」何ていうのもありかもしれないですね。
岩間:秋だとどんぐりとか、たくさん落ちてますよね。
杉本:どんぐりや落ち葉で製作をしたり!でも拾ったどんぐりは茹でないと虫がわいてしまうから要注意ですね!(笑)

ーー安全な外遊びのために親御さんへのお願いしたいことはありますか?
杉本:フローレンスさんが来るから「これやってもらおう!」と初めての事を依頼するよりも、お子さんが普段慣れ親しんでいる活動や行き先を教えてもらえたら嬉しいです。
岩間:私達とお子さんは「初めまして」のことが多いです。関係性の構築を図るためにもお子さんの「いつもやっている楽しいこと」という安心感は大事です。
準備物はこちらを参考にしてください。特に持ち運べる飲み物のご準備はお願いしたいです。
杉本:あと、親御さんがお預けすることに不安があると、お子さんにもそれは伝播してしまいます。
私達を信頼しておまかせしていただければと思います!

ーー最後に親御さんへメッセージをお願いします!
杉本:フローレンスは「面白い会社」で、わくわくした気持ちで働いています!隊員はみんな研修をしっかり受けていますし、お子さんの安全を確保することと楽しくその日を過ごすことをバランスよく提供していきます。これからの子どもたちにとってより良い社会が実現出来るように全力を尽くしていきます!
岩間:研修で学んだことをもとに、お子さんが楽しいと思っていることを隊員も一緒に楽しめればと思うので、親御さんにも安心して預けていただきたいです!
菊地:外には室内遊びでは経験できない魅力がいっぱいあります。
安全に十分留意しながら、お子さんと楽しい時間を過ごし、お子さんにとってもかけがえのない時間となるように保育をしていきたいです!
大切なお子さんを安心してお任せください。
フローレンスは従来より、厚生労働省の定める「認可外保育施設指導監督基準」を遵守して参りました。
そして、2021年1月1日付東京都より「認可外指導監督基準を満たす旨の証明書」の交付を受けました。(詳細はこちら)
2004年のサービス開始以降、安心安全の病児保育を提供し続け、累計病児保育件数80,000件を超える実績は、保育業界最多です。
きょうだいのどちらかが熱を出すと、もうひとりのお子さんも登園できないなど、コロナによる登園制限も厳しくなっています。
これまで同様、「もしもの時の病児保育」に加えてwithコロナ時代の自宅保育支援サービスとしてフローレンスをご利用ください。
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