去る4月23日(土)、皇居の緑が眩しく映るお堀端のかがやきプラザにて、一般社団法人ちよママ様※主催、「千代田区ベビーシッター利用補助活用講座」が開催されました。

東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)は、非常に手厚い制度でありながら、都下で導入しているのは10自治体に留まり(2022年5月現在、千代田区、中央区、文京区、品川区、豊島区、北区、荒川区、葛飾区、江戸川区、武蔵野市で導入)、また、昨年12月に導入された千代田区でも一定数のご利用はあるものの、制度自体を知らない、あるいは使ったことがない、という方がたくさんいらしゃる状況です。

フローレンスも同制度を活用いただける事業者として登壇させていただくとともに、会場の託児室を運営させていただきました。

行政による助成は、実は様々用意されているものの、知られていない、使われていないということが往々にして起こっています。せっかく導入された手厚い制度をぜひ知っていただき、子育てをより楽しくより便利にしていただきたい!そんな思いで、今回のイベントは企画されました。

当日は、フローレンスの他、この制度の取り扱い窓口である千代田区児童・家庭支援センターの吉田所長と松村係長、千代田区で子育てをされている3人のママさんもスピーカーとして登壇くださり、質疑応答も大いに盛り上がりました。ぜひ会場の雰囲気を少しでも感じていただくと同時に、対象自治体にお住まいのみなさんは助成内容をチェックしてみてください!

助成の利用には資格要件を満たしたシッターが派遣されることが必要

まず、児童・家庭支援センターの吉田所長より制度の概要を、松村係長より実際の申請の流れをご説明いただきました。

この中で、注意点として、本制度は、利用するベビーシッター会社が都が定める認定事業者であることに加えて、派遣されるベビーシッター本人が本制度の資格要件を満たしていることが、利用条件になること、ご説明がありました。

千代田区ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)

※千代田区ベビーシッター利用支援事業(一時預かり)案内チラシより抜粋

フローレンスの保育スタッフはほぼ全員が資格要件を満たしています※2022年5月現在

次に、フローレンスより、団体のご紹介をした後、フローレンスの病児保育について5つの特長を挙げながらご説明しました。

その後、事前にいただいたご質問にそって回答させていただきました。

中でも、この2つのご質問は、よくお問い合わせいただきます。

Q. フローレンスは月会費制で、月初回の保育料は月会費が充当されますが、千代田区の助成は受けられるのでしょうか?

この制度の対象が、基本的に保育料のみで、月会費や入会金等は含まないとされている一方、フローレンスでは月1回目のご利用料金は月会費から充当する、としているので、どうなるの?というご質問ですね。

千代田区では、月1回目のご利用についても、(保育料単価)×(ご利用時間)分が助成されます※。自治体に申請いただく際に、弊会会員専用サイトからダウンロードできる領収書が必要ですが、そちらに月1回目のご利用料金は月会費より補填している旨記載されているためです。

※自治体によって対応が異なります。詳細はお住まいの自治体にお問い合わせください。

Q. この制度は非常に使い勝手がいい一方、認定を受けたベビーシッター会社でも、制度を利用するための資格条件を満たさない保育スタッフもいらっしゃると聞きます。フローレンスの保育スタッフの資格保有状況はいかがですか?

こちらも重要なポイントです。

フローレンスでは、この制度を使うための条件である、「東京都居宅訪問型保育基礎研修」を、入社時に受講することにしています。そのため、2022年5月現在ほぼ全ての保育者がその資格をもっている状況です。

現在も全隊員がこの資格を持つことを目指して研修の受講を進めていますので、ほとんどの場合でこの助成を利用できるスタッフを派遣させていただける状況です。※

※弊会は朝8時までのご予約に際し100%の派遣をお約束しております関係で、ご予約状況次第では、まれに要件を満たした隊員の派遣が難しい場合もございます。

シッター利用への心理的なハードルは人それぞれ。まずは1回利用してみて。

次に、実際に子育て中でベビーシッターの利用をされていたり、検討されている3人のママさんが、今までどのようなシッターなど育児支援サービスを利用されてきたかお話しくださいました。

深尾さん:フルタイムのワーキングマザー、10歳と7歳の男の子を育てるママ                     榊さん:フルタイムのワーキングマザー、8歳と2歳の男の子を育てるママ                       柳井さん:フリーのパートタイムでお仕事するママ、4歳の女の子と1歳の男の子を育てるママ

深尾さん:これまでいろいろな方にサポートしてもらって来ました。

千代田区の産後家庭の支援の一環で来ていただいたT社さんとは、その後も個人的にお願いするようになり、他にもI社さん、病気の時はフローレンス、子どもたちが小学生になってからは習い事の送迎にファミサポさんにお世話になってきました。

榊さん:一人目の子どものときは実家のサポートもあり、ベビーシッターサービスは使いませんでした。

二人目の子育て時に手が欲しかったが、心理的ハードルはありました。たまたま、知り合いがフローレンスで働いていて、研修がきちんとしていることなども聞いていたので、利用し始められたというところです。

これまで千代田区の病児・病後児助成を使ったことはありましたが、今日のテーマのベビーシッター利用支援(一時預かり)のことは知りませんでした。ですが、今日説明を伺ってこちらの方がお得だとわかったので使っていきたいです。

柳井さん:子どもが2人になり、上の子の習い事の送り迎えに下の子も連れて行かないといけないときなど、何度も一人では限界だと感じたシーンはありましたが、これまで外の手を借りたことは数えるくらいしかありません。

一つは自分自身の仕事が時間に融通がきくということもありますし、家計の収入面では夫に頼っていることがあり、フルタイムで働いていないと利用してはいけないのではという気もしていました。自分が子育てしなければという思いがあるのが大きいかなと思います。

今回の制度の話を聞いて、利用したいと思うのですが、どこのベビーシッターがいいのか正直分からないので、どうやって見つけられたかを伺いたいです。

深尾さん:それぞれサービスごとにサポートシステムが違ったり、特長もあるので、その時々で合うものを利用してきました。あとはやはり利用してみないとわからないので、まずは1回利用してみると良いと思いますし、合わない場合はやめても良いと思います。みなさんプロなので、子どもの相性はそれほど気になりませんでした。

※会場の託児室の様子

質疑応答タイム

最後に、ベビーシッター利用支援事業の利用方法について、千代田区児童・家庭支援センター松村係長にお答えいただきました。

※以下内容については、各自治体によって異なる可能性がございますので、お住まいの自治体にお問い合わせください。

Q. ベビーシッター利用支援事業において送迎は助成対象にならないというのを詳しく教えてほしい

送迎のみのシッター利用には助成できないが、送迎の前後に保育の利用があり、保育料の中に送迎費が含まれていれば、その料金は対象になります。また、送迎がオプション料金として設定されている場合はその料金は対象外となります。

Q. 要件証明書は利用の都度提出する必要ありますか?

申請ごとに提出していただくのが望ましいですが、同じベビーシッターの要件証明書を以前の申請時に提出された場合は、前回提出したと申し出ていただければコピー対応もしています。要件証明書は、各ベビーシッターについての資格証明書なので、シッター別に提出が必要です。

Q. 勤務先の別の福利厚生と併用可能ですか?

可能です。福利厚生を利用し割引かれた後の金額に対して助成をご利用できます。

以上、いかがでしたでしょうか。

ベビーシッター利用支援事業のような手厚い助成があることをまずは知っていただいて、また、実際にベビーシッターをご利用されたことのある皆さんの体験談を聞いていただくことで、ベビーシッターを身近に感じていただき、少しでも子育てに外の手を借りることのハードルが下がってほしいと思います。

是非この事業の対象となる千代田区以外の中央区文京区品川区豊島区北区荒川区葛飾区江戸川区武蔵野市の皆さんも各自治体のHPにて詳細をチェックしてみてください。

コロナ禍で対面でのイベントがなかなか開催できずにおりましたが、今後は少しずつこのような機会を設けていきたいと思っております。

※一般社団法人ちよママ
千代田区の子育て世帯を主な対象に情報提供やイベント開催などの活動をしている一般社団法人。「子育て世帯が繋がれる機会や子どもたちが集える場を提供する」、「地域住民/行政/企業との円滑な情報交換により、誰もが平等に情報を得る機会を創出する」、「地域社会とのつながりを支援し地域の交流促進及び活性化を支援する」ことをミッションとする。都心での新たな子育ての在り方を見直し発信していくことをめざして活動。

フローレンスの病児保育は、2004年のサービス開始以降、保育業界最多の累計保育件数100,000件の実績で培った経験と、研修体制をもとに、安心安全の病児保育を提供しています。

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