ワーキングマザー&ファザーの皆さん、お子さんが発熱したときはどうしていますか?
「看護休暇や有給を使って自分たちが看病している」
「実家から自分の親を呼び寄せて看病してもらっている」
といった方もいらっしゃるかもしれません。
子どもが病気のときに親が休んで看病をするというのは、ごく普通のことのように思えますが、仕事が忙しくて休めない、有給休暇を使い切ってしまった、実家が遠くて親には頼めない……などなど、つきっきりで看病できないこともたくさんあります。
そんな働きながら子どもを育てる人々を助ける存在が「病児保育」です。
一口に「病児保育」といっても、預かれる子どもの状態が「病児/病後児」と分かれていたり、保育の仕方が「施設型/訪問型」とあったり、と様々。
まずは病児保育とはどんなものなのかを整理しましょう!
病児保育・病後児保育とは?
多くの自治体で実施している「病児/病後児保育事業」。
まず「病児」と「病後児」の違いについて見てみましょう。
病児保育 | 病気の初期から回復期の子ども |
病後児保育 | 病気の回復期の子ども |
大きな違いは子どもが病気の回復期に入っているか・いないのかにあります。
「解熱している」「症状が落ち着いている」「感染症の感染期を超えている」「眠れている」「食事を摂ることができる」など、病気によって回復期の定義は様々あります。
一般的に病児・病後児保育を利用する際には、必ず医師の診察が必要になりますので、医師の診察のもと、回復期に入っているか否かの判断がなされます。
施設型or訪問型? 保育の場所にも違いが!
また保育を行う場所にも違いがあります。
大きく分けると「施設型」「訪問型」の2つに分かれ、施設型にも様々な種類があることがわかります。
施設型 | 医療機関併設型 | 小児科クリニックや総合病院などの医療機関に併設されている病児保育室 |
施設型 | 保育所併設型 | 保育所と同じ建物や敷地内に併設されている病児保育室 |
施設型 | 単独型 | 医療機関や保育施設などと併設しておらず、単独で存在している病児保育室 |
訪問型 | ― | 保育を受ける子どもの自宅に保育者が訪問し、自宅が保育場所となる |
訪問型病児保育のメリット・デメリットは?
フローレンスの病児保育は「訪問型」にあたります。
保育園のように、施設にいくというスタイルではないため、なかなかイメージが湧きづらい訪問型病児保育。
まずはフローレンスの訪問型病児保育のメリットについて整理します。
メリット1:病気の初期の段階からお預かりが可能(※1)
フローレンスの病児保育はご自宅でのマンツーマン保育。
施設型と違い、隔離室を用意する必要がないため、かかりつけ医が第三者によるお預かりが可能と診断していれば、病気の初期段階(例えば発熱直後でも)利用できます。
インフルエンザや水ぼうそうなど隔離室がないとお預かりできない病気でも、フローレンスの病児保育は対応可能です。
(※1)お預かり前に受診ができない場合は保育スタッフ(おやこレスキュー隊員)による受診代行も可能です。かかりつけ医に第三者による受診が可能なことをご確認下さい。
メリット2:病気の子どもを外に連れ出す必要がない(※2)
病児保育に必要な荷物の準備が自宅で完結するのも訪問型の嬉しいポイント。親御さんは自宅から勤務先に直行することができます。ご自宅でゆっくり過ごすことで、病気の回復を後押しすることが出来ます。
(※2)保育中に症状が悪化したり、新たな症状が現れた場合は、親御さんへ確認の上、再受診を行うため、保育者がお子さんを連れて外出することがあります。受診以外での外出(お散歩・買い物等)は行いません。
メリット3:子どもにとって安心できる場所で過ごすことができる
初めて行く場所だと緊張してしまったり、興奮してしまい、なかなか落ち着いて過ごすことが出来なかったり…といったことがあります。
でも訪問型の病児保育なら、いつも過ごしているご自宅で過ごすことが出来ます。特に人見知りの時期には安心できる環境で過ごせるので、お子さんにとっても安心です。
では「デメリットはないの?」という点についても確認しておきましょう。
デメリット1:施設型と比較して料金が割高である
施設型は自治体からの委託事業であること、保育者1人が複数のお子さんを保育することを想定しているので、保育料が1日2,000~3,000円程度です。
一方、フローレンスの訪問型病児保育は、保育スタッフ(おやこレスキュー隊員)1人がお子さん1人を担当するワンツーマン保育。利用頻度に応じて変動する月会費+保育料という料金体系のため、施設型と比較してどうしても割高になります。
1歳児の場合で、病児保育の利用がなかった場合も、月会費6,680円となります。
※毎月初回の保育料は無料です(上限9時間まで ※令和6年11月30日まで)(9:00~17:00の間の8時間 ※令和6年12月1日以降)
フローレンスでは独自の共済型を導入しており、月1回目の病児保育利用料(現在上限9時間)の補てんやおやこレスキュー隊員の採用・育成など、利用会員さんが必要なときに病児保育を安心して使い続けられる仕組みのために活用されています。
★利用料金を抑えるには? お住まいの自治体のバウチャーや、会社の福利厚生サービスによるクーポンが利用いただけます。詳しくはこちら。 また、最低利用時間数の定めはありませんので、午前中のみ、午後のみなど、数時間からの利用でもOK。 親御さんが在宅勤務であっても利用可能ですので、どうしても欠席できない会議だけオンラインで出席し、在宅勤務終了後に引き継ぎ、といったことも可能です。 |
デメリット2: 担当保育スタッフ以外の大人の目が届きにくい
保育者とお子さんとのマンツーマン保育では、短い時間で信頼関係を築きやすい一方、保育中に万が一事故が発生したり、保育スタッフ(おやこレスキュー隊員)が体調を崩したときの保育の継続に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。フローレンスではマンツーマン保育の安全性を高めるために様々な取り組みを行っています。
★より安心してご利用いただくために フローレンスでは、保育中のお子さんの病状をお伝えする「経過報告」を行っています(14:00、16:00)。 お子さんの病状を確認すると同時に、保育者の安全も確認しています。 保育者同士の巡回訪問も実施しており、保育のサポートや互い保育技術を高めあっています。巡回制度について詳しくはこちら。 他にも安全にお子さんをお預かりするための様々な取り組みを行っています。詳しくはこちら |
デメリット3:医療者が近くにいない
医療機関併設型の場合は、医師や看護師が同じ施設内にいることもあり、お子さんの容態急変時にも対応しやすい状況にありますが、フローレンスの訪問型病児保育ではそうした点を強化すべく、下記の取り組みを行っています。
★大切なお子さんの命を守る体制 保育者には全員スマートフォンを貸与し、事務局といつでも連絡が取れる体制を取っています。 事務局ではその日の保育全件を見守る専門チームが保育スタッフをサポート。マンツーマン保育でありながら、チームで保育を行う体制を整えています。 また、事務局には看護師が常駐し、保育中の病状急変に対して指示、判断を行っています。自社オリジナル新人研修に合格したもののみが保育を行うことができます。その後も救命救急講習、病児保育に特化したテーマ別専門研修を受講し、保育スキルの研鑽を積んでいます。研修内容について詳しくはこちら。 ※現在は累計病児保育件数13万件を達成しています。 |
病気のお子さんを見守り、安全にお預かりするため、保育者のみならず、事務局スタッフ、看護師が一丸となって取り組んでおります。
感染予防対策を徹底し、病児保育を提供しています!
フローレンスでは、新型コロナウイルス感染症が広がる以前から、様々な感染予防策を実施してきました。
現在も、上記の感染予防対策と健康管理を行い、安心安全の病児保育を提供しています。
こうした安全対策のもと、フローレンスでは2004年の事業開始以来、大きな事故なく病児保育を提供し続けており、累計病児保育件数は13万件に至りました。
フローレンスは今後も子育てと仕事の両立をサポートします。
お子さんが病気のときは、ぜひ「病児保育のプロ」であるフローレンスを頼ってくださいね。
いかがでしたでしょうか。
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