こんにちは、フローレンス病児保育事業部の大谷です。

病児保育をご利用いただいている皆さんに「病児保育だけではなく他にもいろいろな社会課題解決に取り組んでいるフローレンスの事を、もっと知っていただきたい!」という気持ちで、今回から連載をスタートします。

題して【知りたい!フローレンス】

第一回目の今回は、「フローレンスってどんな団体?」をご紹介します。

フローレンスってどんな団体?

私たちフローレンスは、<こども・子育ての福祉支援を全国で展開する、国内最大規模の認定NPO法人>です。

そう、実は病児保育だけでない様々な形で、日本のこども・子育て領域における社会課題の解決を全国でおこなっているんです。

創立のきっかけ

フローレンスの歴史は、みなさんにご利用頂いている「フローレンスの病児保育」から始まりました。

「あるお母さんが子どもの看病で仕事を休んだために仕事をクビになってしまった」という話を聞いた創業者の駒崎が、病児保育を2005年にスタートさせたのです。子どもが病気になるのは当たり前。当たり前のことに母親が仕事を休んでクビになるなんておかしい!と。

当時は「熱を出して保育園に行けないこどもを預かる」という病児保育の受け皿がほとんどなく、「子育てか、仕事か」という二者択一の空気に苦しむお母さんたちも多い時代でした。

病児保育憲章

そこから生まれた、病児保育に対するフローレンスの思いが<病児保育憲章>です。

子育ても仕事も安心して両立でき、何にでも挑戦できる社会を実現するために、当時から現在に至るまで、病児保育を運営し続けています。

それから19年

常に目の前にある課題の解決に奮闘してきた私たちフローレンスも、創立から20周年を迎え、現在では多くの事業やソーシャルアクションを行っています。

  • 待機児童問題解決から「誰もが保育園に通える」みんなの保育園構想の提案

  • 待機児童にすらなれない障害児保育・支援が不足している問題
  • 見過ごしがちなこどもの貧困・孤育て(孤独な子育て)問題
  • 減らない赤ちゃんの虐待死問題
  • ひとり親家庭の子育て伴走支援
  • 多胎児家庭へのサポートが足りない問題

これらは私たちが取り組んできた社会問題の一部です。

これからも未来のこどもたちに手渡したい社会の創造を、皆さんと一緒に実行していきたいと考えています。

私たちはみなさんと同じ未来を目指す「クルー」でありたい

フローレンスには子育て中のスタッフが多くいます。スタッフ全員が、全ての親子が笑顔でいられる社会の実現を全力で目指し、自らも体現しています。

子どもや子育てを取り巻く苦しい状況を変えるため、仲間と手を取り合って、心躍る未来を目指してワクワクしながら進み続ける、そんな私たちでありたいと思い、そして、保護者のみなさんもその仲間だと私たちは考えます。

子どもたちが希望と手をつないで歩める社会をつくるため、同じ思いを抱く皆さんとともに、共に船をこぐ乗組員、<クルー>として、一緒にまだ見ぬみらいを目指しましょう。そして、みんなで子どもを育てる社会を創り、親子の笑顔を咲かせましょう!

次回は「ひとり親支援」についてご紹介します!お楽しみに!

フローレンスの活動に興味を持っていただいた方へ、更に詳しい情報はこちらをご覧ください。