「我が子が病気にかかってしまった。熱も高いしご飯も食べられないし本当に辛そう……」こどもを育てる多くの方が遭遇するシーンです。また、そんなお子さんにずっと寄り添い、その回復を支えたいと思いながらも、大切なお仕事に穴を開けることができずに困った経験をしている方も多いのではないでしょうか。
フローレンスの病児保育現場で働くスタッフには、親として同じような悩みを抱えながら子育てをしてきた「先輩ママ」がたくさんいます。今回は、フローレンスの病児保育で活躍中の先輩ママへ聞いたアンケートの模様をお届けします。
悩んでいたはずの先輩ママが、いま子育て経験を活かして病児保育スタッフとして働いているのはなぜなのか。そこにはどんな願いや想いがあるのか。応募を検討している方へ伝えたいことは? 子育て経験を活かしたお仕事探しをされている方、子育て経験を活かして社会貢献してみたい方、必見です。ぜひご覧ください。
Q1.病児保育にチャレンジしようと思った理由はなんですか?
第1位・・・困っている親子の支援をしたくて
第2位・・・一対一で余裕をもってお子さんに向き合えるから
第3位・・・保育士資格がなくてもチャレンジできるから
「かつて自分の子育て中に子どもの病気で会社を休まなくてはならず苦労しました。同じような困難を感じている親御さんの助けになりたいと思い志望しました」
「あることをきっかけとして、現代の日本においても笑顔になれないこどもが大勢いることを知り愕然としました。 そんなこども達を笑顔にできる仕事がしたいと強く思うようになり、その頃たまたま知ったフローレンスで働くことを希望しました。 私には保育士資格はなく子育て経験しかなかったのですが、その経験が立派な応募資格と認められていることが嬉しくて、病児保育しかないと思い、チャレンジしました」
「子育て経験が応募資格として認められていることに魅力を感じたから」
Q2.日々の保育の中で、子育て経験が活かされたと思うエピソードを教えてください。
第1位・・・こどもの気持ちや体調変化に気づきやすい
第2位・・・自身の経験から親御さんの気持ちに寄り添える
第3位・・・病状の変化に気づける、「なんかおかしい」がキャッチできる
「まだ会話ができないお子さんでも何をしたいか、何が欲しいかが、自身の子育て経験によりなんとなくわかるからか、まだ話せないお子さんと会話したつもりになっていることがよくあります。 他のスタッフからの引き継ぎ情報に『まだ意思疎通できない』と書かれているのを見て、『あ、そういえばあのお子さんは言葉はまだ発していなかったんだ』と気づいたことさえありました。 言葉によらないコミュニケーションを自然に取れるところが、子育て経験を活かせるところだと思います」
「病気の見通しがつく、親御さんの思いが想像できるところ」
「”なんかおかしい”と感じられるのは子育てしていたからかもしれないと思っています。 スタッフとしてデビューする前は、『初めましてのお子さんの異変に気がつけるだろうか』と不安に思っていたましたが、今は『ちゃんと観察していたら察知できる』と思えるようになってきました」
中にはこんな意見も……
「自分の子育てがいかに適当だったかと反省することも多いです。強いて言えば童謡をエンドレスで沢山歌えるので、人見知りで遊べずずっと抱っこのお子さんのときはよく歌を歌っています。 逆に自分の頃の子育てとの違いをしっかり意識して自己流をしないよう心がけています」
Q3.改めて、病児保育のお仕事の魅力はなんだと思いますか?
第1位・・・困っている親子を助けていると実感できる
第2位・・・一対一でじっくりお子さんに向き合える
第3位・・・自分が親子の役に立っているというやりがいを感じられる
「親子の役に立っているとリアルに実感できること」
「自分のこどもにはこんなにゆったりと絵本を読んであげられなかった、つきっきりで工作をできなかった、飽きるまで何度もカードゲームに付き合わなかったと思いながら、やってあげれば良かったなぁという反省も込めて目の前のお子さんと、楽しい時間を過ごすようにしている」
「さまざまなお子さんとの出会いがあり、最初は泣いていても終わる頃には懐いてくれると良かった!とやりがいを感じます。久しぶりに訪問したお子さんの成長ぶりも嬉しいものです。親御さんの助けに少しでもなれたと感じられた時はこの仕事に就いて良かったと思います」
「ひとりのお子さんとじっくり向き合えること、また、若い世代が安心して働けるよう、応援できること」
Q4.子育て経験を活かして、これから病児保育にチャレンジしようか迷っている方への「応援メッセージ」をお願いします
「眠れず、夜中お子さんと過ごした経験は保育園の保育士さんにはないことかと思います。どうぞ子育ての経験は貴重な力だと自信を持って挑戦して下さい。」
「子育て経験に自信を持ち、困った親子を微力ながらも助ける素敵な仕事を一緒に頑張りましょう。大変なことが大半ですが、その分親子の笑顔に助けられます。一人ではなく、みんなで頑張っています。一緒に親子を助けましょう!」
「年齢を重ねたからこそ、子育てのお手伝いを楽しめます」
「是非、チャレンジして下さい。 研修の質の良さ、現場での相談手段のマニュアル化、お子さんを思う会社の風土、疑問に思う事あれば相談できる複数の窓口、一緒に働く仲間に魅力を感じるはずです。 ご自身で確かめてみてください!皆さんと一緒に働きたいです」
無我夢中で頑張るうちにいつの間にか過ぎていったあの日々……。あの時の自分と同じように悩みながら子育てに奮闘する親御さんに寄り添いながら、不安なお子さんに向き合う。そんな素敵な時間がフローレンスの病児保育にはあります。
先輩ママとして、一緒に親子の「困った」を助けに行きませんか?
不安なことは、お仕事説明会でぜひ相談してください。寄り添いながら1人1人に合わせて、丁寧にご説明します。みなさんのご参加をお待ちしています!