こんにちは、フローレンス事務局です。
新年度、病児保育でよく話題に出るのが「小学生になると病児保育が使えない?」ということ。
成長するにつれ病気にもかかりにくくなるとはいうものの、近年は感染症の大流行もあり、小学生のお子さんの体調不良も多く見られます。
「今利用している自治体の病児保育は未就学児までだし、小学生になったら預け先をどうしよう」とお悩みの方も多いと思います。
フローレンスの病児保育では、小学6年生までが対象になっています。
小学生になると病児保育が使えない?!
実は自治体が行っている病児・病後児保育事業は、小学生になると使えないこともあるんです。
ここで、23区内の病児保育の対象年齢をまとめてみました。
区 | 対象年齢・対象者 | 小学生の利用 |
荒川区 | 満1歳から就学前まで | 不可 |
板橋区 | 満1歳から就学前まで | 不可 |
大田区 | 就学前まで | 不可 |
北区 | 満1歳から小学校就学前まで 施設によって小学3年生まで | 条件付きで可 |
江東区 | 満1歳から就学前まで | 不可 |
品川区 | 生後6カ月から就学前まで | 不可 |
渋谷区 | 生後6か月から就学前まで | 不可 |
杉並区 | 生後5カ月から就学前まで | 不可 |
世田谷区 | 生後5ヶ月から就学前まで | 不可 |
台東区 | 生後6ヶ月から就学前まで | 不可 |
千代田区 | 生後6か月から就学前まで | 不可 |
豊島区 | 満1歳から就学前まで | 不可 |
港区 | 生後6ヶ月から就学前まで | 不可 |
足立区 | 満6カ月以上小学校3年生まで | 条件付きで可 |
江戸川区 | 生後6か月から小学校3年生まで | 条件付きで可 |
葛飾区 | 病児病後児保育は、保育施設等に通園している児童 病児保育については、小学校3年生までの児童も対象 | 条件付きで可 |
新宿区 | 離乳食が完了以降~就学前まで(施設によっては満 1 歳以上であること) ファミリー・サポート・センターでは1歳から小学校6年生まで | 条件付きで可 |
中央区 | 生後7か月から小学校3年生まで | 条件付きで可 |
中野区 | 生後6か月(病児は満1歳)から就学前まで ファミリー・サポート・センターでは生後6か月~小学校6年生まで | 条件付きで可 |
練馬区 | 生後6か月から10歳未満の児童 | 条件付きで可 |
文京区 | 生後4か月から小学校3年生まで | 条件付きで可 |
目黒区 | 生後6ヶ月から就学前まで 定員に空きがある場合は小学生・区外も可 | 条件付きで可 |
墨田区 | 生後6か月から小学校6年生まで | 小学校6年生まで可 |
※対象年齢は各自治体のHPの記載を使用。年齢上限の記載がなく、利用条件に幼稚園・保育園・認証保育所・認定こども園等へ通園していることを条件としている場合は就学前までとしています。詳しい情報は各自治体のHPを参照して下さい。
「条件付きで可」としている区は、小学校3年生までだったり、病後児は対象外であったり、ファミリー・サポート・センターによる病児保育等です。
唯一、小学6年生でも病児保育施設を使えるとしているのは墨田区のみです。
フローレンスは生後4ヶ月〜小学校6年生が対象
フローレンスなら、小学校6を卒業するまでご利用が可能です。
「大きくなったとはいえ、体調不良の子どもを一人で家に残すのは心配」。そんなときにも、おやこレスキュー隊員が見守ります。
現に、フローレンスの利用会員の31%が小学生のお子さんです。(2024年4月現在)
病児保育の小1の壁対策として、小学校進学とともに入会していただくのもおすすめです。
小学校からのお迎え要請にも対応可能!
小学生になっても、保育園同様に急な体調不良により学校からのお迎え要請も発生します。フローレンスでは、朝8時以降のご予約については、当日待機しているおやこレスキュー隊員がいる場合に、小学校へのお迎えに対応しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください
https://byojihoiku.florence.or.jp/news/column/15021/
1年以上利用すると『卒業生プラン』という選択肢も
小学生になると、「体調を崩す機会も減るし利用の回数が少ないかも」と入会を迷われる方もいらっしゃると思います。
その場合は『卒業生プラン』というプランもあります。
※卒業生プランについては、
詳しくはベーシックプランのガイドライン17ページをご覧ください。
卒業生プランは依頼いただいた当日朝8時の時点でおやこレスキュー隊員に余剰があれば派遣をする、というベストエフォート対応なのですが、もしものときに備えたい小学生の親御さんにご好評です。
ベーシックプランで1年様子を見た後、卒業生プランへ移行、というのも1つの手です。
「病気でつらい」を「楽しかった」「助かった」に変えたい
フローレンスのレスキュー隊員は、毎回違うスタッフがお伺いしますが、長くご利用いただいている会員さんが卒業するときは、おやこレスキュー隊員も「あんなに小さかったけど、すっかりお兄ちゃん/お姉ちゃんになったね」とその成長を喜んでいます。
「また明日もきてね!」「楽しかった!」といったお子さんの声も多く、病気で辛い1日を楽しい1日に変えられる、それがフローレンスの病児保育の大きな特徴です。
おやこレスキュー隊員と事務局が一丸となって、子育てと仕事を両立する親御さんを、しっかりと支えます。
小1の壁問題、急な体調不良に対する安心材料としてぜひフローレンスの病児保育をご利用ください。