※2024年3月8日のお預かり分より、パンデミックモードを終了いたします。

複数感染症の大規模流行による「フローレンスパンデミックモード」を終了いたします【3月8日(金)お預かり分の保育より】

感染症の同時流行により、病児保育のご依頼数がこれまでにない規模で増え続けています

2023年7月現在、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県で、保育のご依頼件数が予測を大幅に上回る状態が長期化しており、一部のご予約に関してご利用をお断りせざるをえない日が続いております。
このような状況となっています事にまず心からのお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございません。

乳幼児に多く見られるヘルパンギーナを中心に、複数の感染症が同時多発的に流行しており、ご依頼件数がこれまでにない規模で増え続けています。フローレンスは創業以来、16万件を超える保育依頼のビッグデータから感染症の流行を予測をし、2023年度当初には予測依頼数にお応えできる体制を整えておりましたが、予期せぬ事態を迎えております。

 

2023年7月現在の状況と、当面の対応見込みについて

以下は、ヘルパンギーナについて、過去5年間のピーク時の数値と2023年26週(6月26日~7月2日)を比較したデータです。2018年~2022年の5年間のピーク週平均の、3.6倍の患者数が報告されています。

この状況は、利用規約及びガイドラインにて明示している「感染症の大規模な流行」にあたり、フローレンスではこの状況をもって「フローレンスパンデミックモード」とします。「フローレンスパンデミックモード」においては、ご依頼に対して100%対応を行うことができません。
当面の間の対応率※は、70%~90%と予測しています。(※この数値は、全てのご予約に対する対応率となり、会員さん個々への対応率はこれを下回る可能性があります)

 

朝8時までのご予約に保育スタッフが派遣できなかった場合の対応について

感染症の大流行が進む中、月会費相当額およびオプション料のお支払い対象外の状況だったとしても、みなさんに誠意をお示しするために、お支払いを続けて参りました。が、この事態は大変厳しく、病児保育事業の存続に関わる規模の額となったため、断腸の思いで、お支払い対応の停止に踏み切ります。

ただし、2023年8月の1か月間を移行期間とします。
8月に保育スタッフの派遣ができなかった場合、その回数に関わらず、一律5,000円のお支払いを尽くして対応いたします。
2023年9月以降は、東京都感染症情報センターやフローレンスが保有している保育依頼データ等をもとに「フローレンスパンデミックモード」の終結をフローレンスが判断するまで、月会費およびオプション料相当額のお支払いを停止します。
法人プランをご利用の会員さんへは契約企業に同内容をお知らせしております。

既にご入会をされている方に向けては、「フローレンスのパンデミックモード」においての各対応についてメールにてお送りしますので、必ずご確認をお願いします。
また、今後のご入会を検討されている方におかれましては、上記状況、またご入会を大幅に制限しておりますため、病児保育がご利用可能となるタイミングまで相当の時間お待ちいただく事をご認識くださいます様お願い致します。

 

引き続き、対応に尽力してまいります

最後になりますが、こうした決断を行うことは痛恨の極みです。事務局およびおやこレスキュー隊員一同が全力を尽くし、一件でも多くの病児保育のご依頼に対応したいと考えており、対応に全力を尽くします。


本件に関するお問い合わせは、お問い合わせ専用のメールアドレス(florence_pandemic@florence.or.jp)までお願いいたします。
対応中の病児保育お預かりに支障をきたすことを防ぐため、大変恐れ入りますが、上記メールアドレス以外への連絡(メール、電話)でのお問い合わせは差し控えいただけますよう、お願いいたします。