もっと子どもとじっくり関わりたい、目の前の子どもの一瞬の表情や声に応えたい、書類と製作準備に追われて自分の目指していた保育ができない…だから、「子どもは好きだけど、今の保育園から転職したいー」。
これは保育士として大規模認可保育園で働く、私の従姉妹が漏らした言葉です。
小学生の頃からずっと、保育士になりたい!と思っていて、夢を叶えているにも関わらず、です。
話を聞くと、子どもは好きだけれど、もっと別の保育がしたい。
でもどんな方法があるのかわからずモヤモヤしているようでした。
そして、別の園で働く友人もまた同じような悩みを抱えていると教えてくれました。
今回は、大好きな子どもと関わることは続けながら、働く場所を変えて別の道へ進んだ保育士さんの声を紹介します。
小規模保育の道へ
幼稚園勤務から小規模保育へ。現在は園長を務める成川先生の事例
<職歴>
約20年の幼稚園勤務を経て、フローレンスの小規模保育「おうち保育園」へ転職しました。その後園長に就任し3園の園長を経験しています。
<前職での悩み>
1クラス30名以上だったので、「ああ、あの子と話さないで1日が終わっちゃったなあ」と思い寂しく感じていました。
自分は本当にその子のことをわかっているのか、例えば災害時にも、この状況だと安全にみんなで避難できるのだろうかと思い、心配にもなりました。
<転職のきっかけ>
万が一のときでも安心して保育ができるような環境で働きたいと思いました。
<現職場での働きがい・やりがい>
小規模保育園は、大規模保育園がただ小さくなったわけではありません。 少人数の園児に丁寧な関わりができるという点で、新しい保育スタイルを経験できます。
小規模保育の魅力
小規模保育は、少人数の子どもを自宅のような施設でアットホームな環境で保育します。
異年齢保育がほとんどのため、遊びや声がけもそれぞれの年齢に合わせた対応をするため、保育の幅が広がります。
フローレンスでは、「おうち保育園」という小規模保育園を東京都に14園、仙台市に3園開園しています。
おうち保育園は小規模保育界のトップランナーとして働きやすい環境づくりにも取り組んでいます。
病児保育の道へ
保育園から一般企業へ転職後、再び保育の道へ戻ってきた小林さん
<職歴>
保育園へ就職しました。子育て中は一度保育を離れ販売職に従事し、その後、院内保育等を経てフローレンスの病児保育スタッフへ転職しました。
<前職での悩み>
院内保育では、0・1歳児のリーダーを担当となりました。
子どもと直接関わる仕事以外の業務が増えてしまったんです。
1対1で子どもと向き合うことが大事な0・1歳児にとって、子どもの要求に答えられない保育はどうなのだろうか、と思い始めました。
<現職場での働きがい・やりがい>
朝はママやパパと離れるのが嫌で泣いてしまう子どもが、必ず、遊んでいる時に私に心を許してくれる瞬間が醍醐味です。
入社直後だけでなく、日々経験を積んでからも定期的に研修があって、自分の保育を振り返る機会がたくさんあります。
自分の子育てや孫育ての経験、保育士としての経験、すべてが役に立っています。
保育園、幼稚園、おもちゃ屋さんや塾の先生等、子どもに関わる仕事をしてきた田中さん
<職歴>
NPOや保育園、幼稚園、おもちゃ屋さんの店長や塾の先生など、一貫して子どもに関わる仕事に従事しています。
<転職のきっかけ>
自分が一人親で、仕事と子育ての両立に悩んだとき、いろんな人の助けを借りて乗り越えてきました。
そのときに助けてもらったことを、還元したいと思った時、フローレンスが病児保育スタッフを募集していたので、挑戦しました。
<現職場での働きがい・やりがい>
毎日違う子どもと会うので、新しい発見が毎日あります。
やったらやった分、お金ではない、プライスレスの報酬が得られます。
親御さんが仕事と子育ての両立で身を引き裂かれそうな思いをする時期もあります。
そんな時に、ほんの少しでも役に立つことができます。
訪問型病児保育の魅力訪問型保育の多くは一時的、臨時的な保育で、マンツーマン保育が特徴です。
例えば、ベビーシッター、病児保育、病後児保育、ファミリーサポートセンター(通称ファミサポ)などがあります。
フローレンスの病児保育は2004年の創業以来、13年間無事故です。
その理由は、厳しい研修を経た保育スタッフの質にあります。
スタッフには入社直後だけでなく、定期的な研修で、もしもの時の対処方法や、医師や看護師による症状別ケアポイント、小児応急救護研修、子どもとの遊び方やコミュニケーションのコツなどを学んでもらいます。
病児保育のお仕事は、気軽にできるお仕事とは言えませんが、とても大きなやりがいがあります。
フローレンスは病児保育の先駆者として、保育の質を維持しながら、これからも必要な人の声に応えていきます。
様々な経歴の人が活躍できる病児保育スタッフのお仕事内容はこちら。
障害児保育の道へ
障害のある娘さんを在宅で介護した経験がある渡邉さん
<職歴>
病児保育スタッフとしてフローレンスへ入社しました。
病児保育と過去の自身の経験から障害児保育スタッフへ異動しました。
<仕事への想い>
担当する子どもは、顔を覚えてくれて少しずつ慣れ、毎日来る人だとわかって笑顔を見せてくれます。
親御さんが安心して働き、社会の中で輝く場所ができるよう、私たちがいるから大丈夫!と思ってもらえるようにサポートしていきたいです。
障害児保育の魅力
フローレンスでは、病児保育スタッフとして経験を積んだ後、希望があれば、障害児訪問保育アニーの保育スタッフとして活躍できます。アニー保育スタッフは障害児の自宅でマンツーマン保育をします。
親御さんはもちろん、本部スタッフや看護師、地域の療育施設とも連携して保育するので、異業種の人たちと働くことが大きな経験になります。
まずは、ぜひ病児保育の採用説明会におこしくださいね。