いよいよ今年も残すところあと少し。年の瀬を迎えて、お忙しくされていることと思います。

今年はみなさんにとってどんな1年でしたでしょうか。

昨年から続く世界的な新型コロナウィルス感染症の流行に、まだまだ振り回された1年だったかもしれません。ワクチンが少しずつ行き渡るようになり、ようやく落ち着いてきた感染状況に、ほっと一息つかれている方も多いと思います。

そんな中、お子さんの病気に備えてフローレンスの病児保育に新しく入会される会員さんもいらっしゃれば、お子さんの成長にともなって卒業される会員さんもいらっしゃいました。

今回は今年フローレンスの病児保育を卒業された会員さんの退会アンケートをご紹介したいと思います。

(※ご利用会員さんの承諾を得て公開しています)

お子さんが成長、利用機会が減って卒業

「一歳の頃からフローレンスに助けてもらい、無事に小学4年生になりました。成長に伴い利用機会が減りましたので退会します。フローレンスの存在にどれだけ救われたかわかりません。本当にありがとうございました。」

母親は在宅中心となり、息子も丈夫になったり、留守番もできるようになったことから、卒業させていただきますが、ここまで無事に仕事と育児を両立できたのはフローレンスさんのおかげです。」

フローレンスを卒業される一番多い理由は、お子さんの成長とともにご利用機会が減ったからというものです。

フローレンスでは、「子どもの病気は必要な発達プロセス」であり、病気の時は「安心して病児保育のプロに任せてもらいたい」、そんな考えで事業を行ってきました。

私たちの病児保育をご利用いただいて、もう病児保育が必要なくなるほどたくましく成長され卒業されるお子さんたちを見送ることは、寂しくはありますがとても嬉しいことでもあります。

いざというときの頼みの綱、心のお守りとして

「ここまで何とか仕事をし続けてこられたのは、「いざと言うときにはフローレンスさんに頼むことができる」という安心感があったからです。」

「今まで仕事をしてこられたのもフローレンスさんに入会していると言う安心感からだったと思います。私にとっては最後はフローレンスさんが来てくれると言うお守りでした。親に熱が出たらどうしようというプレッシャーが無かったので、息子も元気に保育園に行ってくれたのかもしれません。」

大事な予定がある日に限って子どもが体調を崩してしまう、、。こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

子どもが熱を出すのは当たり前、とはいえ、実際仕事をしていると、預け先に困り、仕事の調整に頭を悩ませなければなりません。

フローレンスでは、そんな親御さんの「困った!」にお答えするため、朝8時までのご予約に対し100%対応をしています。

ご実家が遠くてサポートを頼めない、また、ご実家は近くても、頻繁には頼めない。そんなときこそ「遠くの親戚より近くのフローレンス」として、ぜひわたしたちを頼ってください。

フローレンスがあったから仕事を続けられたキャリアを諦めずに済んだと言っていただけることは、わたしたちフローレンスにとっても大きな励みとなっています。

ともに支え合う仕組みに共感

いざとなれば助けてもらえる、そして使わなくても自分が払うお金は、困っているママたちのために使われている。こんなに素晴らしいスタッフさんを支える一助になっている。だから、そこまでもったいなくは感じなかった。感謝です。」

利用回数が少なくなってもフローレンスさんを応援したく続けていました。困っている方に手を差し伸べサービスを拡充されているフローレンスさんをこれからも応援しております。」

フローレンスの病児保育は、「月会費制による共済型システム」をとっています。お子さんが病気のときもそうでないときも、会員のみなさんによる月会費がお互いを支え合う仕組みです。この仕組に共感してくださるメッセージもありました。

次世代にバトンタッチ

「赤ちゃんのとき、お世話になりました。お守りのように、長年会員として入会しておりましたが、次世代のみなさんにバトンタッチします。これまでありがとうございました。」

「約8年間ありがとうございました。娘も小4になり、病児保育をお願いする機会もなくなりました。会員登録は終わりになりますが、寄付でフローレンスを応援させていただきます。

長年私たちの考え方に共感し、会員として支えてくださり、フローレンス卒業後は寄付会員として活動を応援してくださる方もいらっしゃいます。

病児保育をご利用いただいたことをきっかけに、病児保育だけでなく、私たちフローレンスの掲げるビジョンや病児保育以外の取り組みに対する共感の輪が世代を超えて広がっていく。こんな嬉しいことはありません。

クルー(仲間)として

今回ご紹介したアンケートには、フローレンスを利用され、今年卒業されたみなさんのフローレンスやこどもレスキュー隊員への温かく気持ちのこもった励ましの言葉がありました。

フローレンスでは、病児保育の利用会員さんを「クルー」と呼んでいます

共に「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指す、仲間という想いを込めて。

子どもが病気になっても、色々な選択肢がある社会。

たくさんの人に見守られて子どもが育つ社会。

そういう社会を、これからもクルーの皆さんと作っていきたいです。

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