安心安全な保育への取り組み
フローレンスは、病児保育を行うにあたり安心安全な保育の実現を最優先しております。
そのために実施している様々な取り組みをご紹介します。
厳格基準と直接雇用で実現するマンツーマン保育
- 採用 -
「命を預かる」マンツーマン保育の責任を理解しているか、保育観や経験に加え、人格を含めた厳正な審査で適性を見極めています。
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選考前の入念な情報把握
・事前の接点確保:
説明会や個別相談会を行い、選考前に応募者の人となりや意欲を把握しています。・書類・検査による適性確認:
書類選考で賞罰の有無を確認し、面接前に適性検査を実施することで、職務適性を客観的に把握しています。・継続的な安心を支える雇用体制:
おやこレスキュー隊員(保育スタッフ)は、直接雇用を主体として採用。おやこレスキュー隊員が安定して長く働ける環境を整えることで、質の高い保育を実現しています。 -
独自の基準による複数回の専門面接
・複数スタッフによる段階的な多角的スクリーニング:
面接は複数回実施し、入社までに採用プロセスを担う担当者や保育の経験豊富なスタッフ、担当マネージャーなど、5〜6名の選考スタッフが多角的な視点で接点を持つ体制です。・訪問型保育の適性重視:
独自のチェック項目に基づき、「訪問型保育への適性」を深く見極め、弊社の理念に共感し、高いプロ意識を持つ人材を採用しています。
- 入社時研修 -
ひとり立ちまでの集中育成
全てのおやこレスキュー隊員(保育スタッフ)は、入社前の経験に関わらず、独自の研修プログラムの全課程を13日以上の期間をかけて受講します。
全員が同じサービスを提供できるよう研修体制を整えています。
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保育クレド研修
まず、フローレンスの現場で大切にしている子どもの人権についての理解を深めます。
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保育園実習
入社時の経歴に応じてフローレンスが運営する保育園での実習を行います。
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座学研修・演習・グループ討議
病児保育の専門領域を徹底習得。心のケア、看護知識、アレルギー対応などを幅広く学習します。
ロールプレイやグループ討議でフィードバックし合い、実践力を強化します。
- 継続研修 -
ひとり立ち後のスキル向上
実際に保育を行うようになってからも、保育の質と安全性の向上を目的に様々な研修とサポート体制を継続的に設けています。
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専門性を高め、安全を維持する継続学習
・スキルアップと知識のブラッシュアップ:
看護師による病状別(喘息、心臓の病気など)や感染症に関する専門研修を定期的に受講し、保育の質の向上に取り組んでいます。・資格取得の支援:
保育士などの資格取得に取り組むスタッフを積極的に支援しています。・救命救急講習の義務化:
全スタッフが2年に一度、救命救急講習を受講し、急変時や救急搬送に備えています。 -
複数の視点による学び合いと保育力の向上
・チーム内外の学びによる実践力の強化:
少人数チーム制で情報交換を行い実践力を強化。また、チームの垣根を越えた事例検討やスキルアップを横断的に行うことで、知識と技能の定着を図っています。・安全と質を高める巡回指導と個別サポート:
保育中に複数の視点から安全性と質を確認するため、巡回指導を実施。研修担当と連携した個別サポートで、不安が解消されるまで支援し、継続的なスキル向上を図ります。
感染症対策について
新型コロナウィルス(COVID-19)感染症対策
フローレンスでは新型コロナウィルス感染症が広がる以前から感染症のお子さんの保育を行い、
様々な感染予防対策を実施してきました。新型コロナウィルス感染症の予防のため、現在は以下の感染予防対策と健康管理を行っています。
新型コロナウィルス感染症対策
1.エプロンの毎日の洗濯
2.使い捨てマスクの利用
3.保育開始前のうがい、手洗い、手指のアルコール消毒
4.保育中のグローブ着用を推奨(食事介助や排泄物処理の際に交換・手洗いの実施)
5.飛沫感染をふせぐため、食事介助中のフェイスシールドの着用を推奨
6.長袖エプロン(または割烹着)の着用を推奨
7.毎日の検温(朝・晩)および体調の報告
このうち1~4については、平時においても行っている感染予防対策です。
保育スタッフ自らが、感染の媒介者とならないよう、マスク・グローブ・フェイスシールドのクリア部分などは会員宅にて処分をお願いする場合がございます。
また、保育ご利用後にお子さんやご家族に新型コロナウィルス感染症が確認された場合(感染疑いを含む)は速やかに事務局にご連絡をお願いします。
万が一に備えたリスクマネジメント
災害や事故など不測の事態に備え、リスクマネジメント体制を構築。定期的な訓練や保険の加入で、お子さんの安全確保を最優先に対応します。
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組織的な訓練と連携体制
・毎月実施の防災訓練と運営:
新規スタッフ入社を考慮し毎月1回防災訓練を実施。サポートセンターのスタッフが訓練運営と改善を担い、実践的な対応力を高めています。 -
お子さんの安否確認と親御さんへの連絡

・多様な安否連絡手段の確保:
当日利用者への安否連絡手段として、会員専用サイトの経過報告欄のほか、NTTの災害用伝言板(WEB171)や災害用伝言ダイヤル(171)、SNSも活用します。・非常持出袋による初期対応:
災害発生時は、災害時緊急連絡先シートに基づき、親御さんに事前にご準備いただく非常持出袋を使って対応いたします。 -
万が一に備えた保険に加入
病児保育のリスクに備え、適切な保険に加入し体制を整えています。スタッフ一同、事故防止に向けたたゆまぬ努力とサービス改善を続けています。