フローレンスの病児保育の入会を検討してくださっている方、そして利用中の会員のみなさん、こんにちは。

フローレンス代表理事の駒崎です。

代表理事とかいいながらも、家に帰れば普通に2児の父親やってます。

子育て中っていろんなことありますよね。もちろん楽しいこともあれば、しんどいことも。

使用済みのおむつ洗濯機に回して地獄を見たり、子どもと一緒に見ているうちにニチアサにめっちゃ詳しくなって戦いごっこにずっと付き合ったり、有り余る体力を持て余している子どもたちと休みの日をどう過ごすか頭を抱えたり……。

それもこれも、一度や二度ではありません。

子育て中の方なら一度は経験したことがあるかもしれない、数々の子育てあるある。

そんな中でも破壊力抜群なのが「絶対仕事を休めない日に限って、子どもが熱を出す」です。

これ、子どもが小さいうちだけで、大きくなるとだんだん熱を出す頻度下がるし今のうちだけ……って思うじゃないですか。

あるんですよ、意外と。小学生になっても、この「あるある」は続くんです。

当日朝8時までの依頼に対して100%対応するというフローレンスの病児保育。

自分で作っておきながら、マジで助かっています。

15年前、まだ独身で子どももいなかったのに自分ナイス、と自画自賛しつつも、この『小学生でも病児保育は必要』問題について、身を挺して解説し、フローレンスの病児保育の利用料金についても詳らかにしたいと思います。

小学生になると病児保育が使えない?!

当たり前なんですが、小学生でも風邪ひきます。学校だって感染症が蔓延します。

そんなとき、病児保育…って思うじゃないですか。

実は自治体が行っている病児・病後児保育事業は、小学生になると使えないこともあるんです。

ここで、23区内の病児保育の対象年齢をまとめてみました。

対象年齢・対象者小学生の利用
荒川区満1歳以上就学前まで不可
板橋区満1歳から小学校入学前の児童不可
大田区生後1か月から小学校就学前まで(最大)
施設によって生後3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月からの受け入れの場合もあり
不可
北区満1歳から小学校就学前まで不可
江東区満7か月~就学前まで
施設によって満1歳~就学前まで
不可
品川区生後6カ月~就学前まで不可
渋谷区生後6か月以上の未就学児不可
杉並区生後5カ月から就学前のお子さん不可
世田谷区生後5ヶ月から就学前の乳幼児不可
台東区生後6ヶ月から小学校就学前不可
千代田区生後6か月から就学前不可
豊島区満1歳以上の未就学児不可
港区生後6ヶ月から就学前不可
足立区満6カ月以上小学校3年生まで条件付きで可
江戸川区生後6か月から小学校3年生まで条件付きで可
葛飾区保育施設等に通園している児童(病児病後児保育)
病児保育については小学校1年生から3年生までの児童も対象
条件付きで可
新宿区離乳食が完了以降~未就学児(施設によっては満 1 歳以上であること)
ファミリー・サポート・センターでは1歳から小学校6年生までの登録している児童
条件付きで可
中央区生後7か月から小学校3年生まで条件付きで可
中野区生後6か月(病児は満1歳)から小学校就学前まで
ファミリー・サポート・センターでは生後6か月~小学6年生まで
条件付きで可
練馬区生後6か月から10歳未満の児童条件付きで可
文京区生後4か月から小学校3年生までの児童条件付きで可
目黒区生後6ヶ月以上就学前まで
定員に空きがある場合は小学生・区外も可
条件付きで可
墨田区生後6か月から小学校6年生まで小学校6年生まで可

※対象年齢は各自治体のHPの記載を使用。年齢上限の記載がなく、利用条件に幼稚園・保育園・認証保育所・認定こども園等へ通園していることを条件としている場合は就学前までとしています。詳しい情報は各自治体のHPを参照して下さい。

はい。我が地元北区も例外ではなく、小学生は利用できません。

「条件付きで可」としている区は、小学校3年生までだったり、空きがある場合のみだったり、ファミリー・サポート・センターによる病児保育だったりです。

唯一、小学生でも病児保育施設を使えるとしているのは墨田区のみ

なかなか共働き世代には世知辛い状況です。


フローレンスは生後6ヶ月〜小学校6年生が対象

でも、フローレンスなら大丈夫、小学校6年生を卒業するまでお預かり可能です。

「大きくなったし、自分でご飯だって食べられる。でも一人にしておくのはちょっと心配」そんなときにも、こどもレスキュー隊員が見守ります。

現に、フローレンスの利用会員の23%が小学生のお子さんです。(2020年2月現在)

病児保育の小1の壁対策として、小学校進学とともに入会していただくのもOKです。

利用料金だって見せちゃいます。

ちなみに僕、フローレンスの代表だから特別枠とかいうわけではなく、ちゃんとベーシックプランで自社のサービスに対して利用料金を払っています。

※フローレンスがなぜ月会費制なのか、月会費をなにに使っているのかはこちらをご覧くださいhttps://byojihoiku.florence.or.jp/service/basic/

ということで、小学生2人の子どもの保育の利用頻度と、それに合わせて変動する月会費の様子を見ていただきましょう。

(※2/21修正 月会費の変更時期に誤りがあったため表とグラフの修正を行いました)

ここ1年でも、上の子は4回、下の子は6回利用しました。

ちなみに4月は二人揃ってインフルエンザB、12月の下の子はインフルAでの利用でした。

利用回数に応じて「月会費が変動する」という仕組みで、実績をグラフにするとこんな感じです。

(なお、フローレンスの月会費には毎月1回分の保育料を含んでいます

フローレンスでは年4回(1月、4月、7月、10月)、月会費の見直しを行っていて、直前3ヶ月の利用頻度に応じて見直します

例えば、2019年7月見直しのタイミングで、姉の月会費変動について見てみましょう。

直近の4月~6月に3回使用しています。

月会費料金表で示す「13,800円」に変更となります。

8月~10月請求分の月会費から金額が上がっています。

※2019年10月が15,180円となっているのは、消費税10%への変更対応のため

一見、自治体の病児保育料金などと比べると「うわー、高…!」と思われるかもしれませんが、この月会費の中には1回分の保育料も入っています。

なによりも、どうしても外せない仕事のときに、保育を利用できるかどうかわからないという状況に出社ギリギリまで迫られることなく、100%任せられるというのはこの上ない安心です。

あ、もちろん病児保育については、我が家より利用会員のみなさんの元に最優先で保育スタッフを派遣していますのでご安心下さい。

1年以上利用すると『卒業生プラン』という選択肢もあり。

とはいえ、「うちは年に1回熱出すか出さないかって感じだしなー」という方もいらっしゃるでしょう。

その場合は『卒業生プラン』というプランもあります。

※卒業生プランとは…

月会費なし、初回無料枠なし、隊員に余剰のある場合のみ利用可のプラン。

詳しくはベーシックプランのガイドライン10ページをご覧ください。

こちらは依頼いただいた当日朝8時の時点でこどもレスキュー隊員に余剰があれば派遣をする、というベストエフォート対応なのですが、これももしものときに備えたい小学生の親御さんに好評です。

ベーシックプランで1年様子を見た後、卒業生プランへ移行、というのも1つの手です。

「病気でつらい」を「楽しかった」「助かった」に変えたい

先日、フローレンスの病児保育を8年間利用し、退会された親御さんが、noteに料金の変遷と使用感をレポートしてくださいました。

こうして1歳半から小学校5年生までの長きに渡って、我々フローレンスが子育てと仕事の両立を長くサポートすることができ、本当に嬉しいです。

フローレンスのレスキュー隊員は、毎回違うスタッフがお伺いしますが、長くご利用いただいている会員さんが卒業するときは、こどもレスキュー隊員も「あんなに小さかったけど、すっかりお兄ちゃん/お姉ちゃんになったね」とその成長を喜んでいます。

病気で保育園や学校を休む――当然、子どもにとってはしんどい日です。

親御さんにとっても、子どもの病状と仕事の進み具合に気を揉む、つらい日でもあります。

そんな病気でつらい日を、そして親子の気持ちを「良かった」「楽しかった」という気持ちに変えるべく、こどもレスキュー隊員は皆さんのご自宅にお伺いします。

様々な手を借りながら子育てしていくことは、悪いことでも後ろめたいことでもありません。

みなさんの子育てと仕事の両立を支えることが、我々の使命であり、喜びです。

スタッフ一同、全力でサポートいたしますので、どうか安心してお任せ下さい。





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