認定NPO法人フローレンス認定NPO法人フローレンス

こどもレスキュー隊員からのメッセージ

2015/04/01

Vol.3何かあったときの心の支えに

田中 あけ美隊員 50代

保育士 幼稚園教諭 子育て経験あり

田中あけ美さん

フローレンスで働く前の仕事は?

子育てに関するNPOや保育園、幼稚園に勤めていたこともあります。おもちゃ屋さんの店長や塾の先生をしたことも。いろいろな仕事をしてきましたが、子どもに関わる仕事ということで一貫しています。

フローレンスで働きはじめたきっかけは?

フローレンスが隊員を募集していたのを見て「やってみたいな」と思いました。ちょうど息子が一人立ちをしたタイミングだったので「挑戦してみよう」と。
息子が4歳のときに離婚して、働かざるを得なくなったんです。わたし自身が一人親で、仕事と子育ての両立に悩んだとき、いろんな人の助けを借りて乗り越えました。そのときに助けてもらったことを、還元したいと思って。当時は、やっていけるのか不安でした。民間で預かってくれるひとを近くで見つけたとき、すごい安心感を感じたんです。今は、フローレンスがあることで安心感を感じてもらえたら。「何かあったときにあの人がいる」という、心の支えになりたいと思います。

こどもレスキュー隊員の仕事は?

とっても楽しい!わたしは、働いていたので、息子と向き合う時間が十分にとれませんでした。子育てに100%集中できなかったけれども、今の仕事は100%向き合うことができています。とてもよい仕事だと思います。いろんなお子さんがいて、新しい発見が毎日あります。やったらやっただけ、お金ではない、プライスレスの報酬が得られます。お子さんから、エネルギーをもらいますね。

やりがいを感じるときは?

一番大切なのは、早くよくなること!お子さんにとっても、親御さんにとっても、それが一番です。そのために、専門的な知識を得ようと思って「病児保育スペシャリスト」を取得しました。経験上、健康なお子さんのことは知っていますが、病気のお子さんのことは知らないことも多いので。子育ての経験から得たことを活かす場面も、多いんですけどね。
子どもにとって幸せなことは、お母さんが笑顔でいることなんです。お母さんが仕事をすることで笑顔になる。それが大事です。中には罪悪感を持つ人がいますが、生活を充実させることが大切です。そして、病気のときにフローレンスの隊員が、お母さんも子どももサポートできたら。発熱したときに、親御さんに「来て欲しい」と思ってもらえるサポート、そして、お子さんにとっても「来て欲しい」と思ってもらえるサポートを提供できたらと思います。若いうちは、仕事に集中する時期というのがあるんですよ。仕事と子育ての両立で、身を引き裂かれそうな思いをする時期もある。そういうときに少しでも役に立つことができたときに、やりがいを感じます。

レスキュー中のエピソードは?

お子さんによって、それぞれ病状の変化があります。急に熱が上がったり、自分の息子がかかったことがないような病気にかかっていることも。自分の子どもではなく、大切なお子さんを預かっているという意識を持って臨んでます。
熱性けいれんを2回経験しました。初めてのときは、研修をよく思い出すようにしました。フローレンスにはマニュアルがあるので、安心です。また、本部に連絡すると、いつでもサポートしてもらえるのもうれしい。雪の日に受診に行くかどうかとか、そういうことも本部と相談して決めています。

自分なりのこだわりは?

初めて会うお子さんを見るときは、なるべく、普段はどう過ごしているか、好きなものや好きなことをキャッチして、早めに信頼関係を築くようにしています。今まで困ったことはありません。遊びを通して距離が縮まることもありますね。好きなものは、お母さんから聞くこともあります。それを知っておくだけで、そのあとの流れがスムーズ。
体力が続く限り続けたい、と思っています。今までに200人以上のお子さんを見ています。一期一会ですからね。初めて会ったお子さんを見て、ピンと通じるものがあることも。不思議ですよね!お子さんはたぶん覚えていないけれど、そんな出会いの種をまいている気分です。たまに、1年後に同じお子さんが成長しているのを目の当たりにすると、とても感動します。


次世代を支援したいという気持ちから、フローレンスの病児保育を支える田中隊員。
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フローレンスは「子育てと仕事、そして自己実現のすべてに、誰もが挑戦できるしなやかで躍動的な
社会」をともに実現してくれる方を求めています!


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